URLのwwwあり、wwwなし、どちらかに統一するには?
レンタルサーバーによっては、WWWありとWWWなしの両方のサイトアドレス(URL)でアクセスできる場合があります。
両方アクセスできるという事はアドレスが2つ存在するという事になります。別にそれでも構わないなら、そのままで良いでしょう。しかしなんとかしたい場合には、簡単な対処法があるので紹介しておきます。
それには.htaccessファイルを使います。サーバーOSとしてUNIX系を使うレンタルサーバーならほとんどの業者で問題なく利用できるでしょう。但し、mod_rewriteというサーバー用モジュールがインストールされている事が条件です。これを使えば正規表現を使ってURLを書き換えられます。
※Windows系OSを使うレンタルサーバーでは.htaccessファイル自体が利用できません!
この方法を使うと、WWWありとWWWなし、2つのアドレスをどちらかに統一できます。
.htaccessファイルは初期設定ではサーバー側にないので、自作します。ファイル名は、「 .htaccess 」とします。最初のドット( . )を付け忘れないようにしましょう。
内容には以下をペーストします。(URLは自分のものに変更)
▼WWWありに統一する場合
RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(hoge\.com)(:80)? RewriteRule ^(.*) http://www.hoge.com/$1 [R=301,L][解説]
WWWなしのアクセスをウェブサーバー側で全てWWWありのURLに書き換えてくれます。結果的にWWWありのURLが要求された事になりWWWありURLが表示されます。▼WWWなしに統一する場合
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www\.hoge\.com)(:80)?
RewriteRule ^(.*) http://hoge.com/$1 [R=301,L][解説]
WWWありのアクセスをウェブサーバー側で全てWWWなしのURLに書き換えてくれます。結果的にWWWなしのURLが要求された事になりWWWなしURLが表示されます。
できあがった.htaccessファイルをドキュメントルートへアップロードすれば機能します。
この設定を施すとドメインルートだけではなく、配下のディレクトリへのアクセスでも全て同一の処理を行ってくれます。
WWWありとWWWなし、ではWWWなしの方がURLが短くなるので独自ドメインを強調できます。ただ、どちらにしても機能的なデメリットはありません。統一したいなら好きな方を選べば良いでしょう。
トップページに戻るリンクに index.html を指定してしまうと、リンククリック後のURLが次のような形になります。
http://hoge.com/index.html
しかしこの形になると、これもまた別のページとして検索エンジンに認識されてしまいます。つまり、
http://hoge.com/
http://hoge.com/index.html
これらが別々のページとして認識されてしまうという事です。自分のサイトへ来る人がトップページから来るとは限りません。検索エンジンを意識するなら、どんな経路で来たとしても、常に同じURLが表示されるようにしておかないと意味がありません。
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