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独自ドメインの管理が米政府から離れる!ICANN新たな出発

ICANN(Internet Corporation For Assigned Names and Numbers)と米国商務省は9月30日、ICANNのガバナンス(管理)を大幅に変更するための共同文書に署名したと発表しました。

これによると、ICANNのガバナンスのために100カ国以上の政府代表からなるGovermental Advisory Committeeが設置され、米国はその中の1カ国として加わることになります。

ちなみにICANNとは、1998年に米国で設立された、独自ドメイン名やIPアドレスの管理運営を統括する非営利団体です。各レジストリはICANNの下部組織に当たります。

非営利団体というと中立な印象がありますが、実際にはアメリカ政府の管理下にありました。この為にEUを中心とした各国政府から改善を求める動きが強まり今回の決定に至った訳です。

歴史的経緯もあったのでしょうが、今回の決定は独自ドメインを持つ身としては人ごとではなく、ICANNが真の意味で独立した組織となり全ての独自ドメインユーザーの利害を考慮してくれる事を切に期待します。微笑

ICANNが米政府の直接監督から離れる、真のグローバル組織へ

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