MX-620を買ったので評価＆レビューを書いてみる

マウスは長さが12cmはないと使えないと思っています。何故ならこの長さがないと掌（たなごころ）の収まりが悪いから。

MX-620の本体サイズは、幅×奥行×高さが69ｍｍ×125.5ｍｍ×41.5ｍｍ。ボタンよりまず長さで選んだので当然クリアしてます。
以前使っていた何世代か前のLogicoolマウスもほぼ同じ大きさでした。このあたりはマウス専門メーカーのLogicoolが時間を掛けて調べ上げた結論でしょう。

マウスはしっかり掌に収まらないと嫌！という人には向いています。

私は男性なのでこれで丁度いい訳ですが、女性の手のひらではもてあますと思います。特に小さいマウス派の人には全く向きません。

次に重さですが160g。といってもそれがどれくらいかは適当な例えが見つからないので説明できません。最初はなんだか重たいなと思ったのですが、使ってる内に完全に慣れました。

しかしやはり女性にはつらいかもです。

左右ボタン、中央ホイールボタンの他に3つあります。まずホイールボタンの左に1個、さらに左側面に前後に並ぶように2個。尚、ホイールボタンは左右スクロール用動作を封印してボタンとして利用できます。

問題は左側面の前ボタン。これは距離的に若干遠くて押すときに手全体を前にスライドしないといけません。

もっとも多くの人にはこれで正常に押せるのかもしれません。私の場合"こころもち"後ろにずらしてマウスを持つ癖があるので。

それぞれのボタンには好きな動作を割り当てられます。SetPointという専用ソフトにはコピーや貼り付けなど、あらかじめ何種類かのアクションが登録されているので好きなものを選べばいいでしょう。希望アクションがない場合はキーストローク（キー押下の組み合わせ）を各ボタンに割り当てられるので、マウスジェスチャ系ソフトとの連携で対処できます。

HyperFastスクロールという機能がついています。このモードにするとホイール回転時の抵抗がなくなります。要するにスクロールしても全く"手応えのない状態"です。これで一気に下の方までスクロールできます。
正直何が便利なのかさっぱり分かりません。┐(´ー｀)┌

通常のモード（Click to Clickと言うらしい）との切り替えは底面の切り替えボタンで行います。わざわざハイパーに切り替える用途が見つからないので今後触ることはないでしょう。

またソフト毎にスクロール速度の調節が可能です。任意のアプリを追加できます。

USBタイプです。ノートPCならどこにUSB端子があっても問題ありません。問題はデスクトップ。前にUSB端子があれば問題ありませんが後ろにしかないケース使ってると厳しいと思います。

PCの置き場所や配置によっても違うでしょうが、うちの場合は感度が相当落ちました。はっきり言うと実用レベルじゃありません。マウスがなかなか言うことを聞いてくれない状況です。どうしても使いたいなら延長ケーブルの付いたUSBポートを用意するぐらいしかありません。

単3電池2本で1年もつらしいです。3ヶ月ほど使ってまだ240日以上バッテリ残ってるので公式発表は嘘じゃないかと。仕事で一日中使ってる人はもっと速く減るかも。

なかなか宜しいです。
左右にラバーが貼ってある影響で親指と薬指の感触が気持ちいいのが特徴。上でも触れましたが掌にすっぽり収まるので長時間使っててもどこも痛くなりません。マウスの評価が決まる一番のポイントなのでここは絶対に妥協できません。

またこれも重複になりますが、主に女性など小さいマウス派の人には向かないので間違って買わないように注意しましょう。

Logicool MX-620 コードレスレーザーマウス MX-620 Amazonで詳しく見る by G-Tools